ハピネット ビデオゲーム販売のトイズユニオン子会社化の寄与に注目
2013年8月22日 08:46
*08:47JST ハピネット---ビデオゲーム販売のトイズユニオン子会社化の寄与に注目
ハピネット<7552>は、玩具卸の国内トップ企業である。主力の玩具事業以外も映像、音楽、ビデオゲーム事業に強みを持つ。
8日に発表した2014年3月期の第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.0%減の361.72億円、営業利益が同21.2%減の6.04億円となった。玩具事業でバンダイのキャラクター商材が好調だったものの、その他の商材や事業が影響し売上高は微減となった。ただし営業利益については上期計画9.50億円に対する第1四半期の進捗率が63.6%となっており、順調に推移していると判断できる。
7月16日にビデオゲーム販売大手のトイズユニオンの全株式を取得し100%子会社化。あわせて今期の業績予想を、売上高で1800億円から2050億円に上方修正した。利益予想は営業利益34億円など据え置いたものの、今回の子会社化による今後のシナジー効果に注目したい。《FA》