【中国の視点】NECやパナのスマホ敗退:明日は我が身、中国大手も同様な弱点

2013年8月21日 08:10


*08:10JST 【中国の視点】NECやパナのスマホ敗退:明日は我が身、中国大手も同様な弱点
スマートフォンの新モデルの研究開発を打ち切るとの日本電気<6701>の発表に続き、パナソニック<6752>も今冬以降のスマートフォンの新製品について、NTTドコモ<9437>向けの供給を見送る方向で検討に入った。パナソニックは直近数年、ドコモを中心にスマートフォンを供給してきたため、今回の発表を受けて同社がスマートフォン市場から撤退するとの見方が広がっている。

スマートフォン市場において、日本メーカーが韓国のサムスン電子や米国のアップルに負けている理由について、変化し続ける市場への対応遅れや、消費者のニーズを的確に把握できなかったことが一因だと指摘された。

中国のメディアは、日本メーカーが国内の携帯販売業者への依存度が高いことが主因だと分析。ドコモからの注文を受けて生産するパナソニックの開発生産体制について、メーカーから加工業者に変身していると指摘した。このシステムがクリエイティブ力を弱めていると強調。また、これが中国の携帯メーカーにも当てはまると警鐘を鳴らした。

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通信(ZTE)が数年前から国内の携帯販売大手などに依存しており、メーカーよりも加工業者の役割が強いといわれた。また、中国大手が販売台数を拡大しているが、製品の多くは低価格製品に集中しているため、サムスンやアップルに匹敵できるブランド力を持っていないと指摘されている。日本メーカーを反面教師に、海外市場を積極的に開拓することやクリエイティブな商品を作り出さなければ、世界から取り残されると警告されている。《ZN》

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