概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は8連騰、資源や輸出関連の続伸などで約9週ぶりの高値更新
2013年8月19日 09:42
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は8連騰、資源や輸出関連の続伸などで約9週ぶりの高値更新
【ブラジル】ボベスパ指数 51538.78 +1.24%
先週末16日のブラジル市場は8営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比630.44ポイント高(+1.24%)の51538.78で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは42、値下がり27と買いが優勢。通信と消費者サービスを除くすべてのセクターが買われ、中でも素材や消費財の上昇が目立った。
朝方は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで6月7日以来の高値を更新。資源や輸出関連の大幅続伸が指数の上昇をけん引した。7月の米住宅着工件数が前月から改善したことなどが好感され、鉄鋼など資源銘柄に買いが継続。また、通貨レアルが対米ドルで大幅に下落したことも輸出関連の物色手がかりとなった。
【ロシア】MICEX指数 1380.31 -0.79%
16日のロシア市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比11.06ポイント安(-0.79%)の1380.31で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり9、値下がり41と売りが優勢となった。
小幅高で寄り付いた後は利益確定売りに押され、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。米国の量的緩和が9月から縮小されるとの観測が広がっていることが引き続き圧迫材料。ロシアからの資金引き上げ懸念が強まっているほか、商品相場の下落懸念も高まった。
【インド】SENSEX指数 18598.18 -3.97%
16日のインドSENSEX指数は急落。米量的緩和が早期に縮小されるとの思惑が強まり、外国為替市場では通貨ルピーが対米ドルで過去最安値をあらためて更新。インド準備銀行(中央銀行)は祝日前の14日に追加の通貨対策を打ち出したが効果はなく、株式相場もほぼ全面安の商状となった。この日の金融市場下落について、財務省高官は記者団に対し、「外部環境が原因だ」と指摘。米国の雇用関連指標や米国緩和巻き戻しが影響している可能性があると述べた。また、準備銀行の施策については「資本管理政策ではない」とクギを刺している。
【中国本土】上海総合指数 2068.45 -0.64%
16日の上海総合指数は3日続落。前場中盤に上げ幅を急速に拡大させたが、その後は再び弱含みの展開に戻った。招商銀行の大型増資計画が承認されたことを受け、需給懸念が高まった。また、中国当局が自動車や通信など複数の業界に対し、独占禁止法違反調査を実施する方針を示唆したことで関連銘柄が売られた。一方、前場の急騰を巡ってはさまざまな観測が流れたが、結局光大証券の誤発注が原因とみられている。《FA》