【編集長の視点】SONYFHは高値肉薄、増配3社は好業績もサポートして好感高
2013年8月13日 09:48
<マーケットトーク>
ソニーフィナンシャルホールディングス(SONYFH) <8729> は、110円高の1766円と5営業日ぶりに急反発し、7月24日につけた年初来高値1775円に肉薄している。前日12日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに期末配当の増配を発表、1Q業績が増益転換したこともサポートしてディフェンシブ株買いが再燃している。
前日大引け後は同社株のほか、日本工営 <1954> と物語コーポレーション <3097> も、決算開示とともに増配を発表した。日本工営は、前2013年6月期業績が下方修正され赤字幅を拡大したが、今2014年6月期業績を上方修正し、配当を7.5円(前期実績2円)に復元増配しており、売買高を膨らませて前日比変わらずの369円と堅調に寄り付いている。物語コーポは、前2013年6月期業績が期初予想を上ぶれて、配当を年間27円(前々期実績22円)に増配、今期純利益の連続過去最高更新と年間30円への連続増配を予想したことから、280円高の3910円と5営業日ぶりに急反発している。
SONYFHの1Q業績は、8月1日の決算速報通りに前年同期比12%増収、10%経常増益、0.4%純益増益と増益転換した。生命保険事業で保有契約高が堅調に推移し、損害保険事業では、自動車保険を中心に正味収入保険料が伸び、銀行事業でも住宅ローン残高の積み上がりにより貸出金利息が増加したことなどが要因となった。3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、370億円(前期比17%減)と見込んでいる。期末配当は、前期実績・期初予想の25円から30円に増配する。
SONYFHの株価は、年初来安値1098円から前期業績の増益転換に反応して1695円まで5割高、調整安値からはディフェンシブ株人気を高めて年初来高値1775円まで3割高して25日移動平均線水準でもみ合ってきた。高値奪回から2011年3月末に実施した株式分割の権利落ち埋めに向けて上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】西尾レントは業績を再上方修正も利益確定売りが先行し急反落(2013/08/12)
・【じっくり投資コーナー】タビオは13週線に接近仕込み場、8月から新商品投入(2013/08/09)