【中国の視点】日本企業の根性に頭下がる、政治対立の逆境でも7産業でリード役に

2013年8月12日 08:14


*08:14JST 【中国の視点】日本企業の根性に頭下がる、政治対立の逆境でも7産業でリード役に
政治的対立という逆境においても、日本企業による中国市場への浸透は進んでいるようだ。中国メディアによると、尖閣諸島問題で中国における反日ムードが高まっているにもかかわらず、各分野の日本大手が水面下でひそかにシェアを拡大し続けているという。また、日本企業がすでに7産業でリード役になっていることも明らかとなった。

具体的には、原子力発電において、東芝<6502>や三菱重工<7011>、日立製作所<6501>が、それぞれ米原子力発電大手ウェスティングハウス・エレクトリック、仏原子力大手アレバ、米電気機器大手ゼネラル・エレクトリックと協力し、中国の十数省市で原発設備の生産を展開し、すでに中国の原子力ユニット「泰山1号」や「大亜湾1、2号」などの受注実績があった。

また、◆伊藤忠商事<8001>が中国の日用品卸大手の買収などを通じて業界の最大卸業者に躍進◆排出権取引においても三菱グループが中国の地方政府関係者と共同でクリーン開発メカニズム(CDM)関連の管理センターを設立◆宅配分野では佐川急便が住友商事<8053>の協力で北京や上海、深セン市で事業を拡大◆LED分野では、ソニー<6758>やパナソニック<6752>など日本の代表的な電機メーカーのほか、三井物産<8031>はひそかに現地企業に投資し、LED川下分野でシェアを拡大◆食糧セクターにおいて、丸紅<8002>が2006年から食品流通業に進出し、2015年までに山東省や河北省などで飼料工場10数カ所を整備する計画◆小売り分野では、三越伊勢丹ホールディングス<3099>などが台湾の合弁を通じて中国本土に進出しているーーと報じられた。

中国のエコノミストは、中国に進出している日本大手の歴史が長い上、海外進出経験も豊富だと指摘。反日デモなどで動じない根性も持っており、これが中国企業の欠けている部分だと強調した。《ZN》

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