中国の超高層ビル:2022年に1318棟まで増加も、安全性を懸念する声が広がる
2013年7月29日 10:59
*10:59JST 中国の超高層ビル:2022年に1318棟まで増加も、安全性を懸念する声が広がる
統計によると、中国本土の超高層ビル数は2012年末時点で470棟に上ったという。建設中の332棟と計画中の516棟と合わせ、2022年には1318棟まで増加する見通しだ。
一方、超高層ビルの建設ラッシュに反対する声が広がっている。専門家は、最近建設が中止された湖南省長沙の超高層ビルについて、世界に前例のない高さで、理論的に計算された消防や耐震など安全性の実行可能性が確認できないため、非常にリスクの高いプロジェクトだと批判。また、中国国内では、こうした高層ビルの必要がないことも強調した。
このほか、高層ビルの建設が地層に与える影響や人の流れによる交通への影響などが十分に検証されていないことも指摘された。高層ビルが整備された後の維持費について、地方政府が負担できるかどうかに対する疑問も浮上。中国国内では、見栄よりも身丈にあった都市整備が持続可能な都市発展につながるとの意見が多く、今後は一部のプロジェクトが中止される可能性があるとみられている。《ZN》