【編集長の視点】東エレデバはもみ合いも三角保ち合い煮詰まり1Q決算を先取り割安修正期待

2013年7月25日 10:39

<銘柄ウオッチ>

  東京エレクトロン デバイス <2760> は、前日比変わらずで寄ったあと100円安の15万4500円と小反落するなどもみ合っている。来週31日に迫った今3月期第1四半期(1Q)決算の発表を前に、業績期待を高めて今3月期業績の増益転換予想を見直す割安修正買いと利益確定売りが交錯し三角保ち合いを続けているものだが、同保ち合いに煮詰まり感も強まっており、中間配当3000円の配当権利取りも助走段階に入っている。

  同社の今期業績は、売り上げ900億円(前期比5%増)経常利益15億円(同16%増)、純利益9億3100万円(同41%増)と3期ぶりの増益転換が予想されている。前期業績は、半導体及び電子デバイス事業が、産業機器向けの国内需要低迷で連続減益となったが、今期は、同事業が、既存ビジネスや商権獲得による販路拡大、海外展開、新規プロダクトの投入などにより下半期に復調し、コンピュータシステム関連事業も、クラウドコンピューティングの優位性を活用した直接販売体制を強化し、新規プロダクトを積極的に取り入れることなどが要因となる。今期1Q業績は、前年同期が、大幅に減益転換していただけに、持ち直しを示唆すると期待されている。配当は、年間6000円(前期実績6600円)と減配するものの高水準を維持する。

  株価は、前期業績の再下方修正で年初来安値14万5100円と下ぶれたものの、期末の高配当利回り買いで16万2800円まで反発、配当権利落ち安値から今期業績の増益転換予想で年初来高値16万4900円まで買い進まれ全般相場急落とともに再調整した。PER17倍台、PBR0.6倍、配当利回り3.8%と割安であり、1Q決算発表とともに再騰転換を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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