【編集長の視点】FPGは不動産小口化商品発売で分割落ち後高値にキャッチアップ

2013年7月24日 10:23

<銘柄ウオッチ>

  FPG <7148> は、今年5月31日を基準日とした株式分割(1対3)の権利落ち後安値806円から1400円台まで底上げしてきたが、8月上旬から不動産小口化商品の販売を開始することを先取り、権利落ち後高値1535円へキャッチアップ、さらに権利落ち埋めにスピードアップする展開が想定される。7月30日には今9月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しており、連続して過去最高を更新する好業績を再確認することも支援材料となろう。

  同社は、船舶・海上輸送用コンテナ、航空機を対象に主に投資家が税の繰り延べ効果を享受できるオペレーティング・リース事業を主力事業としているが、同事業のノウハウを発展させ多角化して不動産関連事業に進出、既存顧客の中小企業法人、個人資産家向けの新投資商品、資産運用コンサルティングメニューとして不動産小口化商品を開発・販売する。同商品の販売については、今年6月26日に国土交通大臣から不動産特定共同事業法に基づく許可を取得、7月末に物件を取得、8月上旬に不動産小口化商品の第1号として発売する。

  一方、今9月期業績は、今年4月に第2四半期(2Q)累計の単独業績を上方修正するとともに、証券会社を子会社化したことから連結決算に移行、前期比比較はないが、通期純利益は、8億5300万円と連続の過去最高更新を見込んでいる。オペレーティング・リース事業の新規取引先との取引開始や、取引先との取引金額の拡大などが寄与する。4月開示の2Q累計連結業績は、通期予想業績に対して高利益進捗率を示しており、3Q決算開示時の業績上ぶれも期待されている。

  株価は、2Q業績上方修正に続く株式分割を歓迎して5440円まで3.7倍化して分割権利をスンナリ落とし、落ち後安値から国交大臣の許可取得で分割落ち後高値まで9割高、25日移動平均線を下値支持線に高値もみ合いを続けている。権利落ち後高値抜けから権利付き高値5440円の権利落ち逆算値1819円を当面の上値目標としよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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