ソフトバンク出資のアリババが投資攻勢、旅行者向けSNSサイトに出資を発表
2013年7月18日 11:25
*11:25JST ソフトバンク出資のアリババが投資攻勢、旅行者向けSNSサイトに出資を発表
中国の電子商取引大手で、ソフトバンク<9984>の出資するアリババ・グループが新規株式公開(IPO)をにらみ、投資を積極化させている。17日付の地元メディアによると、アリババはこのほど、旅行者向けSNSサイト「窮遊網(qyer.com)」への戦略出資を発表した。アリババは今回の出資を通じ、傘下の旅行手配サイト「淘宝旅行」との相乗効果を狙う考えだ。
アリババは今年4月、中国版ツイッターと呼ばれる「新浪微博(シナウェイボー)」への出資を発表。5月には、位置情報サービスの高徳軟件(オートナビ・ホールディング)の株式28%を取得し、筆頭株主となった。なお、今回の窮遊網への出資について、具体的な金額は明らかにされていない。
アリババを巡ってはこれより先、早ければ今年9月にも香港市場に上場する見込みと報じられたばかり。IPOを前に積極的な事業投資を行うことで、収益基盤を強化したい考えとみられている。
ちなみに、アリババの1-3月期純利益は7億米ドル(約700億円)となり、前年同期の約3倍に急拡大した(同社に出資する米ヤフーが発表)。昨年10-12月期に続いてテンセントを上回る利益を確保しており、「中国で最も稼ぐインターネット企業」となっている。《NT》