【銘柄フラッシュ】セイヒョーや乃村工藝社が急伸し猛暑関連でビール株なども活況

2013年7月12日 16:46

  12日後場は、為替が安定し中国株も堅調と伝えられたため、景気敏感の新日鐵住金 <5401> が3.5%高、コマツ <6301> は2.6%高。伊藤忠商事 <8001> は1.3%高。大手銀行株や海運株も堅調。

  業績予想を増額した乃村工藝社 <9716> は14.9%高の高値更新となり、各政党の政策に期待してカジノ特区期待でオーイズミ <6428> は11.3%高。東京電力 <9501> は1.8%高の続伸となり売買代金は7月2日から9売買日連続トップ。出来高も連日トップ。

  猛暑関連株も活況で、サッポロホールディングス <2501> は7日続伸の2.3%高となって戻り高値など、ビール株が全面高。氷菓のセイヒョー <2872> (東2)は24.6%ストップ高。還元水や整水器の日本トリム <6788> は6.2%高、天然水のウォーターダイレクト <2588> (東マ)は10.5%高。さらに遮熱塗料の大日本塗料 <4611> が6.3%高となり、遮熱カーテンの帝人 <3401> も1.4%高など物色が拡大。

  一方、サントリー食品インターナショナル <2587> は朝方に連続の高値更新となったものの、後場は軟調で3.2%安。7月3日の上場から初めて安く終了。公開価格は3100円。この決定前の仮条件が3000円から3800円だったため、上限価格を意識とか。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくアルゴグラフィックス <7595> となりCAD設計システムが3Dプリンター関連とされて前場の23.5%高空は伸び悩んだものの高値更新、2位は乃村工藝社 <9716> の14.9%高、3位にはノーリツ鋼機 <7744> (大1)が入り3Dプリンター関連とされて東証・大証とも14.1%高となり戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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