味の素冷凍食品、欧州で餃子の委託生産を開始 ポーランドに生産拠点
2013年6月26日 13:04
味の素冷凍食品は25日、2013年6月下旬より、ポーランドにあるJAWO社(ヤボ社)において外食向け冷凍餃子の委託生産を開始すると発表した。
味の素冷凍食品は欧州を北米に続く海外事業の最重点市場と位置付けており、競争力のある餃子を新たに現地生産することによって欧州事業のさらなる拡大を図る。欧州での2013年度の売上高は対前年比2桁増の12億円を見込んでおり、2016年度には倍増を目指す。
近年、欧州では日本食に対する関心の高まりとともに日本食を提供するレストランが増加している。これに伴い、餃子は日本食レストランの人気メニューの1つとして拡大を続けている。味の素冷凍食品は、今後市場の拡大とともに競合の激化が想定されるなか、早期に欧州で生産基地を整備することが必要と判断した。