【引け後のリリース】日本トリムは優待拡大を機にダム貯水率低下なども要注目
2013年6月24日 22:19
整水器や還元水の日本トリム <6788> は24日の大引け後、株主優待の割引率拡大を発表。より多くの株主に向けて中長期的な保有などを図る。
これまでは50株(1単元)以上の株式を保有する株主に対して、同社が販売する整水器1台もしくは浄水カートリッジ1本の標準価格の「25%割引」を行なう株主優待券を1枚贈呈してきた。これを、平成25年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主からは同じく「30%割引」とする。
株価は5月1日の6350円を高値に調整途上だが、6月7日の4515円を安値に持ち直し、おおむね5000円から5500円のゾーンで値固めの動き。業績は連続最高益の見込みで、株価はPER14倍前後のため割高感は強くないといえる。首都圏などの水がめになるダムの貯水率の低下が言われており、梅雨明けに猛暑が再来するような場合は相場材料になる可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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