日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は9円安、中国関連の下げが目立つ

2013年6月24日 13:10


*13:10JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は9円安、中国関連の下げが目立つ

【日経平均は一時下げ幅を拡大、中国関連の下げが目立つ】

13時09分現在の日経平均株価は、13220.56円(前週末比-9.57円)で推移。日経平均は前引け値を若干下回って始まり、その後下げ幅を広げてきている。ランチタイムの225先物は13180-13210円辺りでの推移が続いており、現物の後場寄り付き後に13160円まで下押す展開。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測だった。

都議選の結果を受けて、安定政権への期待などが買い安心感につながる一方、上海総合指数が3%超の下げとなるなど、中国の動向が相当警戒されているようである。日経平均のマイナス寄与度をみても、ダイキン<6367>、クボタ<6326>が下げ幅を拡大させているほか、ファナック<6954>、コマツ<6301>など関連銘柄の下げが目立っている。

材料系では、ネット選挙関連としてドワンゴ<3715>がストップ高水準での取引。KLab<3656>、新日無<6911>、リブセンス<6054>、デジタルハーツ<3620>、都競馬<9672>、カーバイド<4064>、イー・ギャランティ<8771>、デジタルアーツ<2326>、ニチモウ<8091>などが強い動きをみせている。

【ドル・円は98円62銭付近、米国債利回りの上昇などを意識】

ドル・円は98円62銭付近で推移。ドル・円は一時98円71銭まで上昇。日経平均株価はマイナス圏に転じているが、米国債利回りが上昇を続けていることが意識されているようだ。ただ、上海総合指数が3%超の下落になっていることが重しにもなっている。

■今後のポイント

・米長期債利回りの上昇を意識したドル買い

13時09分時点のドル・円は98円53銭、ユーロ・円は129円04銭、ポンド・円は151円50銭、豪ドル・円は90円69銭付近で推移。上海総合指数は、2010.77(前日比-3.01%)で前引け。《KO》

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