大研医器 Research Memo(6):2013年にさらなる独創的な新製品開発を目的とした研究部を設立

2013年6月21日 18:10


*18:10JST 大研医器 Research Memo(6):2013年にさらなる独創的な新製品開発を目的とした研究部を設立

■事業概要

(4)生産・販売・開発体制

現在、大研医器<7775>の生産拠点は大阪和泉市にある和泉アセンブリセンターのみであり、その他は国内外で生産委託を行っている。発売当初は自社工場内にて生産を行うが、大量生産により生産工程が確立され品質が安定してくれば、外部企業に生産委託する流れとなる。外部生産委託のうち海外はタイにある現地日系企業に委託している。タイでの生産品目はフィットフィックス、キューインポットで、いずれも高い利益率を計上している。また、2013年3月期は新たに新型PCA装置(シリンジェクター関連)も前工程の一部をタイで生産を開始した。このため、全体の海外生産比率は2011年3月期の30%から2012年3月期は35%、2013年3月期は40%と年々上昇している。

販売体制は国内主要エリアに10事業所を構えており、基本的に病院への直接営業を行っている。病院とのコンタクトを密にし、現場ニーズを汲み取りながら、新製品の開発に活かしていくというのが同社の強みでもあるためだ。

研究開発体制としては、和泉市に商品開発研究所を設けているほか、かながわサイエンスパーク内に新市場開発部を2011年に開設している。開発技術者によるドクターとの協働を基本として、革新的な製品を生み出す揺りかごになっており、多数の大学と共同研究を行っている。また、2013年4月より商品開発研究所内に、さらなる独創的な新製品開発を目的とした社長直轄組織の研究部を立ち上げスタートしている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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