中国:21日に短期金利が低下、人民銀が流動性供給か
2013年6月21日 13:09
*13:09JST 中国:21日に短期金利が低下、人民銀が流動性供給か
日本時間午後零時30分に発表された21日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)は、翌日物で8.4920%と、前日の13.4440%から495.20ベーシスポイント(bp)低下した。このほか、7日物も200bp強の低下に。現地メディアでは、流動性のひっ迫を受け、中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポ取引を通じて市場に流動性を供給したと報じられている。
前日に急騰した中国の短期金利だが、きょうはやや落ち着きを見せている格好だ。午前には、指標となる7日物レポ金利(加重平均)が8.12%でスタートし、前日の11.20%から低下。一部報道ではきのう20日に一時28%に急騰したとも伝わっていた。ただ、これら金利は平時に比べれば、依然として高止まりしている。《NT》