日経平均は下げ幅縮小、ファーストリテやファナックが上げ幅拡大

2013年6月21日 12:50


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;12902.28;-112.30TOPIX;1075.45;-16.36

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値と変わらず水準で始まった。ランチタイムの225先物は12920円まで下げ幅を縮める動きをみせていたが、その後は12900を挟んでの狭い値動き。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測。為替市場ではドル・円が97円20銭辺り、ユーロ・円が128円70銭辺りと、若干円安に振れて推移している。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、KDDI<9433>などが上げ幅を広げており、インデックス買いによって日経平均は下げ幅を縮めてきている。TOPIXは前引け段階で下落率が1.5%を超えていたが、1.0%程度に下落率が縮まっている。セクターでは、保険、精密機器がプラスだったが、後場に入ってパルプ・紙、医薬品もプラスに転じてきている。材料系ではDOWA<5714>、空港ビル<9706>、ガリバー<7599>、東鉄鋼<5445>が上げ幅を広げているほか、全国保証<7164>、TSIHD<3608>、がプラスに転じてきている。《KO》

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