日経平均は264円安、先行き不透明感や週末要因で押し目買いは限定的

2013年6月21日 10:16


*10:16JST 日経平均は264円安、先行き不透明感や週末要因で押し目買いは限定的

10時15分現在の日経平均株価は、12749.88円(前日比-264.70円)で推移。米量的緩和縮小を懸念した売りが継続しNYダウが今年最大の下げ幅を記録したほか、中国の6月製造業PMI指数が予想を下回ったことで新興国の需要減退懸念から商品相場が全面安になっており、日経平均は200円超の下落からスタート。ポジション調整的な為替相場の円高は一服しているものの、株式市場の先行き不透明感、週末要因から積極的な押し目買いの動きは限定的。テーマ、材料株含め目立った物色の動きがみられないなか、全般的に換金売りが優勢となっている。

セクター別では全業種が下落するなか、海運、不動産、非鉄金属、証券、鉄鋼などが下落率上位。値上がり率上位には、中山鋼<5408>、河合楽器<7952>、バロー<9956>、ミスミG<9962>、くら<2695>などがランクイン。値下がり率上位には、TASAKI<7968>、森精機<6141>、岩井コスモ<8707>、イーギャランティ<8771>、キリンHD<2503>などがランクインしている。《KO》

関連記事

最新記事