【チャート診断】住江織物は高値から100円下げで底打ち、当面30日線目指し反発、5月期決算に期待
2013年6月18日 14:56
住江織物 <3501> の18日株価は7円高の237円と前日の7円高に続いて買われている。現在の水準は年初来高値305円(5月8日)と安値173円(1月4日)の中間値(239円)前後にある。
足元では高値からほぼ100円下げの304円(6月7日)で底打ちして小幅ながら戻りに転じている。株価に人気性はないものの、相場付は比較的素直といえる。
集計中の2013年5月期決算は営業利益94.0%増益の見通し。オフィスビル、商業施設、ホテルなどにカーペット需要が好調で自動車向けも引き続き堅調。2014年5月期についても好調が予想され、四季報・夏号では営業利益を25億円(前期予想20億円)、1株利益23.2円とみている。配当は年5円継続の見通し。
同社株が単独先行して動くような人気はないため、270円前後にある30日線を突破して上に行くには全般相場の地合好転が必要だろう。当面は戻しても30日線までだろう。ただ、1株純資産373円でPBR0.6倍と低いことから下値不安はなく中期スタンスでの好仕込み場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】エニグモは株式分割も1Q低利益進捗率業績を嫌い利益確定売りで急反落(2013/06/17)
・【株式評論家の視点】ソフトクリエイトはEC事業の拡大が続く、積極的な株主還元も魅力(2013/06/17)