日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は49円安、ソニーなどはしっかり

2013年6月18日 13:04


*13:04JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は49円安、ソニーなどはしっかり

【日経平均は下げ幅縮小でスタート、インデックス絡みの買いが入る】

13時03分現在の日経平均株価は、12983.37円(前日比-49.75円)で推移。日経平均は前引け値を上回り、下げ幅を縮めて始まった。ランチタイムの225先物は、一時12920円まで下げる局面もみられたが、現物の後場スタートが近づくにつれて、じりじりと下げ幅を縮めており、13000円を付けていた。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。為替市場では、ドル・円が94円80銭、ユーロ・円が126円60銭辺りでの推移。

指数インパクトの大きいところでは、プラス面でソニー<6758>、アドバンテスト<6857>、日野自<7205>、トヨタ<7203>、富士重<7270>などがしっかり。一方、前引けでマイナスだったファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>がプラスに転じてきたほか、KDDI<9433>、ファナック<6954>、アステラス<4503>が下げ幅を縮めており、インデックスに絡んだ買いが入っているようだ。

【ドル・円は94円84銭付近、リスク選好的な円売り継続との見方】

ドル・円は94円84銭付近で推移。ドル・円は94円96銭まで上昇したものの、95円付近には顧客筋のドル売りオーダーが残されており、ドル・円の上昇は一服した。ただし、政府・日銀が金融緩和策を強力に推進するとの期待は維持されており、G8会合でアベノミクスは一定の評価を得ることができたことから、リスク選好的なドル買い・円売りは継続するとの見方が多い。

■今後のポイント

・日経平均株価の反落→リスク選好的なドル買い・円売りを抑制
・95円付近にドル売りオーダー

13時03分時点でドル・円は94円84銭、ユーロ・円は126円66銭、ポンド・円は148円95銭、豪ドル・円は90円25銭付近で推移。上海総合指数は、2151.56(前日比-0.22%)で前引け。《KO》

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