個別銘柄戦略:外部環境の悪化が継続、3D関連や原発関連に関心が高まる可能性

2013年6月17日 09:06


*09:06JST 個別銘柄戦略:外部環境の悪化が継続、3D関連や原発関連に関心が高まる可能性

米国株安、為替の円高など外部環境の悪化が継続、海外投資家のフローも売りに傾いている状況であり、本日も下値模索の展開を余儀なくされる見通し。今週のFOMCでは量的緩和策の早期縮小懸念が後退する可能性も高いと見られるが、なかなか期待感も高めにくい状況だろう。

本日は、パナソニック<6752>が家電量産に3D印刷機を活用と伝わっていることで、同関連銘柄への注目度が高まる可能性は高いだろう。大飯原発の運転継続報道は引き続き電力株の支援材料となる可能性。その場合は、原発関連銘柄などにも物色の裾野は広がっていこう。日銀のREIT購入枠拡大報道は不動産株にポジティブか、本日はマンション発売などの発表も予定されている。また、野村では「待機児童ゼロ」のレポートをリリース、保育関連などに改めて物色が向かうか。《KO》

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