13日の香港市場概況:大幅続落、海外株の急落が投資家心理を冷やす

2013年6月13日 17:42


*17:42JST 13日の香港市場概況:大幅続落、海外株の急落が投資家心理を冷やす

端午節の休暇明けとなった13日の香港市場では、主要指数のハンセン指数が大幅続落となり、前営業日比467.62ポイント安(-2.19%)の20887.04で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同271.44ポイント安(-2.73%)の9688.30、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同114.31ポイント安(-2.77%)の4015.92だった。

ハンセン指数は連日で年初来安値を更新。終値で昨年10月8日以来、約8カ月ぶりの安値を付けた。米国の金融緩和縮小懸念がくすぶる中、香港休場中の米国株が続落したことが弱気材料。また、この日の東京市場や連休明けの上海市場が急落したことも投資家心理を冷やし、朝方には3%余り下落する場面もあった。ただ、香港系不動産株など足元売り込まれた銘柄には徐々に買い戻しも入り、その後は下げ渋る動きを見せた。

ハンセン指数の構成銘柄では、石油や石炭など資源株の下げがきつかった。中国中煤能源(01898/HK)が4.56%安、中国石油天然気(00857/HK)が3.82%安で終了。景気減速による需要鈍化などに警戒感が強まった。また、中国建設銀行(00939/HK)が3.20%下落。本日が期末配当の権利落ち日に当たることから、売り圧力が強まったもよう。

一方、香港系不動産株の一角が上昇。香港の梁振英(C・Y・リョン)行政長官が投資規制の継続方針を示したとの報道を受けて、朝方は軒並み大幅安に。ただ、足元の大幅下落で値ごろ感も意識される中、徐々に買い戻しが入った。長江実業(00001/HK)や信和置業(00083/HK)、恒隆地産(00101/HK)などが反発して取引を終えた。

その他の個別銘柄では、プラダ(01913/HK)が3.69%下落。2-4月期決算が市場予想を下回ったことが嫌気された。一方、フランスのルノーとの合弁が報じられた東風汽車集団(00489/HK)が2.91%上昇。同業の広州汽車集団(02238/HK)も1.99%値上がりと、逆行高を演じた。《KO》

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