サンワテクノス 第8次中期経営計画(JUMP1200)を策定、引続き積極的なIRも実施へ

2013年6月13日 13:08


*13:08JST サンワテクノス---第8次中期経営計画(JUMP1200)を策定、引続き積極的なIRも実施へ

サンワテクノス<8137>は、メカトロニクス関連電気機器及び装置などを展開する専門商社。半導体関連などは厳しい受注環境にあるが、太陽光発電システムをはじめとする新エネルギー関連の需要は増加傾向に。

電機部門では、新エネルギー関連の需要は引き続き増加傾向で推移しており、太陽光発電システム向けの制御機器などの販売が大幅に増加。一方、半導体関連業界及び中国市場の低迷により、半導体製造関連装置向けのクリーンロボットの販売や産業機械業界向けのモータなど電機品の販売が減少したことなどから、前期売上高は対前年比1.6%減の882.6億円、営業利益は同31.0%減の22.6億円での着地となった。

第8次中期経営計画(JUMP1200)を新たに策定し、業績の拡大と収益向上に努める方針を打ち出しており、16年3月期売上高を1200.0億円、営業利益を44.0億円をそれぞれ目標としている。なお、今期会社計画に関しては、売上高が対前年比11.0%増の980.0億円、営業利益は同36.6%増の31.0億円をそれぞれ見込んでいる。

そのほか、同社は個人投資家向けIRセミナーを始め、代表取締役社長山本勢氏自ら、ラジオNIKKEI「ザ・マネー」に出演するなどIR活動に対しては積極的に参加する姿勢を打ち出している。新たな株主獲得のためのアクティブな動きはポジティブに評価されよう。《FA》

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