フランスベッドホールディングス:自動抑速ブレーキ付歩行車「スマートウォーカー」を6月中旬より、シルバーカー「R・active(アクティブ)」を、7月中旬より発売

2013年6月12日 17:10

■初年度の販売目標は、「スマートウォーカー」は500台、「R・active」は、5タイプ全10種合計で3,600台を見込む

 フランスベッドホールディングス<7840>(東1)の子会社フランスベッドは、人に優しいをコンセプトとした「リハテック」シリーズより、自動抑速ブレーキ付歩行車「スマートウォーカー」を6月中旬より、シルバーカー「R・active(アクティブ)」を、7月中旬より発売する。

 初年度の販売目標は、「スマートウォーカー」は500台、「R・active」は、5タイプ全10種合計で3,600台を見込んでいる。

 自動抑速ブレーキ付歩行車「スマートウォーカー」は、歩行が困難な方へ歩行を補い、歩行訓練や歩行の安定性向上につながる。また、「R・active」は、自立歩行ができる人の外出をサポートするシルバーカー。2商品は、電動アシスト三輪自転車や電動車いすをはじめとした高齢者の日常生活活動の向上を目指したブランド「リハテック」シリーズとして展開し、主に家具販売店内で同ブランド商品と介護福祉用具を展示・販売する「悠悠プラチナコーナー」で販売する。なお、「スマートウォーカー」は、介護保険適用商品となる。

 「スマートウォーカー」は、歩行能力や環境に合わせて抑速ブレーキを3段階に調整でき、下り坂など急加速時に自動的にブレーキがかかり減速することで、利用者が歩行者に追いつけずに転倒してしまうことを防ぎ、歩行が不安定な人でも、安心・安全に利用できる。通常歩行や上り坂での低速時には抑速ブレーキがかからず、利用者の歩く速さに同調し、歩行の安定性向上を図る。また、自動抑速ブレーキは車輪に内蔵されているため、車輪の外側から抵抗をかける仕様と異なり、ブレーキの摩擦や圧力による車輪の劣化の心配もない。花柄バッグを標準装備し、楽しく快適な歩行をサポートする。

 高齢者の増加や在宅介護重視の背景に伴い、歩行者の出荷台数は増加する一方、歩行者の転倒事故件数も増えている。介護福祉用具の事故の割合を調査した独立行政法人製品評価技術基盤機構によると、1996年7月から2010年12月において歩行器・歩行車での事故の割合が3番目に多く、より安全な歩行車への関心が高まっていることを背景に、今回の「スマートウォーカー」を開発した。

 「R・active」は、「ワインレッドフレーム・花柄」「ダークブルーフレーム・チェック柄」の2種類のデザインから選べ、高齢者のファッションアイテムとして利用できるシルバーカー。自立歩行ができる人の買い物や散歩など、おしゃれで楽しい外出を演出し、高さ調整機能やワンタッチで椅子にもなる便利な機能も備えた4タイプに加え、買い物に最適なショッピングカートタイプの前5タイプを展開する。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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