前場に注目すべき3つのポイント~先物注視は継続、中小型株での値幅取り狙いに
2013年6月4日 08:29
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~先物注視は継続、中小型株での値幅取り狙いに
4日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均13000円割れでボトム形成か
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し
■前場の注目材料:明日の成長戦略第3弾発表を控え、インフラ関連に関心が高まるか
■日経平均13000円割れでボトム形成か
☆日経225想定レンジ:上限13250円-下限12950円
3日の為替市場で、円は対ドルで一時1ドル98円台に上昇した。大証225先物のナイトセッションでは一時12930円まで下げ幅を拡大させている。3日の米国では、量的緩和の早期縮小懸念が後退したとの見方から、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物は一時12925円まで下げたが、清算値は大証比50円安の13190円まで下げ幅を縮小している。
米国株高の流れを受けて、4日の東京市場は円高の影響が警戒されるものの、比較的小じっかりのスタートになりそうだ。しかし、先物市場では一時13000円を割り込んでおり、寄り付き後には先物主導で安値をみにいく可能性が意識され、神経質な展開になろう。また、昨日の下げをみると日銀による異次元の緩和政策で買われていた証券、不動産、その他金融、銀行、保険などが軒並み日経平均やTOPIXを超える下落率となった。海外のファンド筋による利益確定であろうが、調整が続くようだと、ひとまずポジションを縮小する流れに向かいそうである。
一方、個人主体による材料株や新興市場の中小型株への物色は根強い。明日5日には政府の成長戦略第3弾の発表を控えていることもあり、関連するテーマ銘柄の一角に資金が集中しやすいと考えられる。また、日経平均の13000円割れでいったんはボトム形成が意識されやすいであろう。押し目拾いの流れが次第に強まってくる可能性はあるとみておきたい。
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1130万株、買い1920万株、差し引き790万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
5月28日(火):220万株の買い越し
5月29日(水):670万株の買い越し
5月30日(木):10万株の売り越し
5月31日(金):1560万株の買い越し
6月3日(月):60万株の売り越し
■前場の注目材料
・米量的緩和の早期縮小懸念後退で円高(ドル売り)が進行、今日も先物動向を注視へ
・明日の成長戦略第3弾発表を控え、インフラ関連に関心が高まるか
・日産<7201>の米5月新車販売台数は前年同月比24.7%増に
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 日銀5月マネタリーベース(4月末残高:155.3兆円)
10:00 参院財政金融委員会
11:00 菅官房長官、定例記者会見
<海外>
10:30 豪・1-3月期経常収支(予想:-90億豪ドル、10-12月期:-146.78億豪ドル)
《KO》