日経平均は大幅反落、後場は先物主導で下値模索/相場概況
2013年5月30日 15:16
[相場概況]
15:08JST 日経平均は大幅反落、後場は先物主導で下値模索
日経平均は大幅反落。米国の量的緩和の早期縮小観測を背景とした昨晩の欧米株安、円高進行が嫌気され、主力株を中心に換金売り優勢となった。後場は先物主導で下げ幅を拡大し、日経平均の下げ幅は700円を超えた。
大引けの日経平均は前日比737.43円安の13589.03円となった。東証1部の売買高は44億7963万株、売買代金は3兆3708億円。業種別では、不動産や倉庫・運輸、電気・ガス、証券、その他金融、鉄鋼、海運、銀行などの下落が目立ち、全セクターが下落した。
個別では、ファストリ<9983>が大幅安となり、日経平均を約170円押し下げた。また、トヨタ<7203>やホンダ<7267>、富士重<7270>など自動車株も軟調。その他、長期金利の動向が懸念される中で、三菱地所<8802>や住友不<8830>など、不動産株の下落が目立っていた。一方、ツガミ<6101>や横河電<6841>などが堅調だった。