日経平均は大幅反発、円安進行を追い風に先物主導で上昇/相場概況

2013年5月28日 16:02

[相場概況]

15:10JST 日経平均は大幅反発、円安進行を追い風に先物主導で上昇

 日経平均は大幅反発。昨日の米国市場がメモリアルデーの祝日のため休場であったことから、材料難の中で朝方は換金売りが継続した。ただし、売り一巡後は円安進行が追い風となり、先物主導で切り返し強い動きとなった。なお、日経平均の日中値幅は約460円となり、引き続き、ボラタイルな値動きに。

 大引けの日経平均は前日比169.33円高の14311.98円となった。東証1部の売買高は42億507万株、売買代金は3兆1762億円。業種別では、輸送用機器やゴム製品、機械、鉄鋼、電気機器、海運、非鉄金属、ガラス・土石、その他金融、銀行などが上昇。一方、電気・ガスや紙・パルプ、陸運、建設、医薬品などが軟調だった。

 個別では、トヨタ<7203>やマツダ<7261>、富士重<7270>など自動車株が強い動き。また、日立<6501>や東芝<6502>など、ハイテク関連株も堅調。その他、コマツ<6301>やクボタ<6326>、牧野フ<6135>など、機械セクターの一角に上昇が目立っていた。一方、売買代金トップの東電<9501>が大幅安。また、JR東<9020>やJR西<9021>なども軟調だった。

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