【注目のリリース】カシオ計算機は前期の配当を3円増やし今期は中間配も導入

2013年5月21日 17:16

■為替前提が慎重で業績の上ぶれ濃厚

  カシオ計算機 <6952> は21日の大引け後、2013年3月期の配当見込みを発表し、前期の期末一括17円に対して同20円にするとした。今期・14年3月期からは中間配当制度を導入すると5月8日の決算発表時に開示しており、この段階では9月中間配当を10円、3月期末配当も10円とし、年間では20円の見込みとしている。

  前3月期の連結決算は、売上高が前期比1.3%の減少となったものの、営業利益は同約2.2倍の急回復となり、純利益は同4.6倍の急回復となった。高機能の電波時計や電子辞書などが好調。1株利益は44円17銭、1株純資産は609円57銭だった。

  今期の予想は、為替前提を1ドル90円、1ユーロ115円とし、売上高は7.5%増の3200億円、営業利益は24.7%増の250億円、純利益は9.5%増の130億円、1株利益は48円35銭。時計事業で世界市場における一層のプロモーションを展開するなど、積極策を推進し、新規事業ではデジタルサイネージ(電子映像装置とデジタル技術などを用いた広告システム、デジタル絵画などの開発を進める。

  本日の株価終値は993円(1円高)となり、一時997円まで上げて2日連続の高値更新。為替前提からみて、業績の上ぶれ濃厚との見方が根強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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