【アナリストの眼】セキドは高値圏で頑強、ァッション専門店事業に特化で今期から業績急向上、低PBRに見直し余地
2013年5月21日 16:35
<業績&株価分析>
ファッション専門店のセキド <9878> (東2)に注目したい。株価は5月9日の高値から一旦反落したが、再人気化の動きを強めている。
12年10月に家電店舗販売事業から撤退し、ファッション専門店事業に経営資源を集中して収益構造改善を進めている。今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が123億円、営業利益が1億40百万円、経常利益が1億円、純利益が70百万円としている。家電店舗販売事業からの撤退に伴って大幅減収となるが、不採算事業から撤退した効果で営業損益が大幅に改善する見込みだ。事業撤退損失などの特別損失も一巡する。
ファッション専門店事業については、高額のナショナルブランド、中・低価格帯のオリジナルブランド、そしてアウトレットブランドなどの品揃えを強化するとしている。またEC事業については、業務提携しているストリーム<3071>とのECサイト共同運営が順調な模様である。
株価の動きを見るとやや乱高下する場面もあるが、着実に水準を切り上げて12年2月の118円を突破した。5月9日には124円まで上値を伸ばしている。その後は一旦反落して5月16日に100円まで調整する場面があったが、5月20日には119円まで急反発している。今期の収益改善見通しを評価する動きだろう。
5月20日の終値119円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4円94銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績のBPS253円58銭で算出)は0.5倍近辺である。
週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。また日足チャートで見ると、25日移動平均線近辺から急反発してサポートラインを確認した形だ。目先的な売りが一巡して再人気化の動きのようだ。今期収益改善の評価に加えて、値動きを材料視して一段高の可能性もありそうだ(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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