【アナリストの眼】インタースペースの今9月期は33%増益、ネット広告好調、メディア事業の収益改善も期待、07年高値射程圏

2013年5月15日 09:28

<業績&株価分析>

 アフィリエイト(成果報酬)型ネット広告のインタースペース<2122>(東マ)に注目したい。株価は今期(13年9月期)好業績見通しを評価して高値圏で堅調に推移している。日柄整理がほぼ完了して再動意のタイミングが接近しているようだ。

 5月7日発表の第2四半期累計(12年10月~13年3月)連結業績は、売上高が前期比24.6%増、営業利益が同18.6%減だった。主力のネット広告事業で金融やコンテンツ関連が好調に推移して大幅増収だが、売上増に伴い原価も増加して営業減益だった。子会社で展開するメディア事業で新規タイトルのユーザー数が伸びず、収益改善が遅れたことも影響した模様だ。

 通期見通しは売上高が前期比18.1%増の146億16百万円、営業利益が同33.6%増の7億50百万円、経常利益が同35.0%増の7億50百万円、純利益が同2.2倍の3億66百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.2%、営業利益が31.1%と低水準だが、売上高、営業利益ともに第2四半期累計の期初計画を上回っており、順調な進捗と言えるだろう。ネット広告事業は好調であり、通期ベースでのメディア事業の収益改善も期待されるだろう。

 株価の動き(4月1日を効力発生日として1株を200株に株式分割)を見ると、3月5日の高値1322円以降は概ね高値圏1000円~1200円近辺でモミ合う展開だが、足元では徐々に水準を切り上げている。5月14日の終値1196円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円60銭で算出)は22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS335円34銭で算出)は3.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとして機能して、日柄整理完了感を強めている。再動意のタイミングが接近しているようだ。07年2月の1342円は射程圏だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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