【アナリストの眼】システム開発のエヌアイデイ、今期は増収増益へ、1月高値からの調整十分

2013年4月30日 09:05

<業績&株価分析>

  システム開発と情報処理サービスのエヌアイデイ <2349> (JQS)に注目したい。株価は1月高値後に上値の重い展開だったが、足元では調整一巡感を強めてきた。強基調へ回帰のタイミングが接近しているようだ。

  通信システム事業、情報システム事業、ネットワークソリューション事業などを展開している。既存事業での営業強化や業務効率化とともに、新規事業領域として独自開発のアンドロイド・スマートフォン向けアプリやプラットフォームの拡販も推進している。前期(13年3月期)連結業績は増収だが、不採算プロジェクト発生や本社移転関連費用計上などで最終減益の模様だ。しかし今期(14年3月期)については、主力の通信システム事業で自動車・医療・モバイル関連、情報システム事業で流通・生損保関連、ネットワークソリューション事業で運輸・生損保関連などの好調が牽引し、増収増益が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月14日の予定である。

  株価の動きを見ると、1月7日の戻り高値1720円後は上値が重くなり、4月以降は概ね1500円台半ばで推移している。ただし足元では徐々に水準を切り上げて調整一巡感を強めてきた。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値1580円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS132円08銭で算出)は12倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1654円81銭で算出)は1.0倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復する動きを強めている。調整が一巡して強基調へ回帰のタイミングが接近しているようだ。指標面に割高感はなく、13週移動平均線も回復すれば1月の戻り高値を目指す動きが期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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