【狙い場・買い場】星光PMCは急騰後も強い展開、新技術・新分野に高評価
2013年4月26日 10:13
製紙用薬品の星光PMC <4963> に注目したい。株価は急騰後の反動もなく高値圏で堅調に推移している。景気回復が追い風であり、セルロースナノファイバーなど新技術・新分野も材料視されるだろう。
製紙用薬品や印刷インキ用樹脂などを展開し、前期(13年3月期)連結業績は景気低迷の影響を受けて減収の模様だ。ただし、プロダクトミックス改善やコスト低減などの効果で、主力の製紙用薬品の営業損益改善が進み、全体で営業増益を確保した模様だ。
なお1月31日に決算期の変更を発表している。国際会計基準(IFRS)への対応に向けて海外連結子会社との決算期を統一するため、現在の3月決算を12月決算に変更する。このため今期(13年12月期)は9カ月決算となる。前期低調だった製紙用薬品、オフセットインキ用樹脂、記録材料用(トナー用)樹脂などの需要が上向き、実質的な増収増益が期待されるだろう。
株価の動きを見ると4月中旬に動意付き、直前の350円近辺から4月15日の527円まで急騰して、一気に06年5月以来の水準を回復した。その後も急騰の反動なく、高値圏の500円近辺で堅調に推移している。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月25日の終値488円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS27円70銭で算出)は17~18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS636円73銭で算出)は0.8倍近辺である。
4月中旬に動意付いたため足元ではやや過熱感を残しているが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から動意付いた形であり、強基調を継続しているようだ。日足チャートで見てサポートラインの25日移動平均線が追い付いてくれば、再動意で上値追いの可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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