【注目のリリース】アドソル日進はコスト効率化など進め業績予想を増額
2013年4月17日 07:30
■上値は重いようだが「斥候足」で上昇の機を探る様子
大規模システム開発のアドソル日進 <3837> (JQS)は16日の大引け後、2013年3月期の個別業績予想を増額修正し、売上高は従来予想を4.3%増額して80.84億円に、営業利益は同じく3.7%増額して2.12億円に、純利益は同じく1.6%増額して1.14億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は81円12銭。
売上高は、拠点間の営業連携強化で受注が順調に推移したことから、当初予想を上回るものとなり、利益面については、顧客からのコストダウン要請が続く中、コスト効率化による販売管理費の抑制により、当初予想を上回る見込みとなった。
16日の株価終値は1083円(前日比変わらず)。2月以降は、取引時間中に急伸して上値を試しながらも、終値では元のジリ高基調に戻る相場が続いている。上値が重い可能性はあるものの、罫線観測でいう「斥候足」(せっこう足)を立てながら売り物が薄くなる時期を探っているとの見方もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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