【編集長の視点】一建設はストップ高で最高値更新、好決算が統合予定のパワービルダー5社株の高人気化をリード
2013年3月13日 11:16
<マーケットトーク>
一建設 <3268> (JQS)は、寄り付きの買い気配からストップ高となる700円高の4745円まで買い上げられて3日続伸、前日ザラ場につけた上場来高値4240円を大きく更新している。前日12日大引け後に1月期決算を発表、前期業績が期初予想値をやや上ぶれて着地、今期業績の連続2ケタ増益と連続大幅増配を予想し、業績が、市場コンセンサスを大きく上回ることを手掛かりに超割安株買いが増勢となっている。首都圏で戸建住宅、マンションを開発・販売している同社のパワービルダー業態を評価して、このところの軒並み高となった含み資産株人気も波及している。
パワービルダーでは前日に同じくサーラ住宅 <1405> (東2)が、今10月期業績第1四半期(1Q)決算を発表したが、減益転換したことを嫌い65円安の702円と変わらずを含めて9営業日ぶりに急反落している。
ただ一建設は、今年11月に同業のパワービルダー5社との経営統合を予定しており、5社すべての株価が急伸することをリードしている。飯田産業 <8880> 、アイディホーム <3274> (JQS)が、連日の昨年来高値更新となっているほか、東栄住宅 <8875> が、5営業日続伸し、タクトホーム <8915> 、アーネストワン <8895> が、続急伸している。
一建設の前期業績は、昨年2月に城南建設を連結子会社化して初の連結決算となったため前々期比較はないが、経常利益は249億4000万円、純利益は161億8200万円となった。戸建住宅の販売棟数が7202棟と伸び悩んだが、マンション分譲戸数が1162戸の38%増と伸び、城南建設子会社化で請負工事棟数も続伸し、スケールメリットを享受したことなどが寄与した。
今期業績は、引き続き高品質・低価格の商品を開発・提供、物件の内容を厳選し徹底した原価管理を進めることで続伸を予想、純利益は、193億円(前期比19%増)と市場コンセンサスを約35億円上回る。今期配当は、120円(前期実績80円)に連続大幅増配する。なお同社は、経営統合を予定しているパワービルダー5社の今期業績に与える影響は、今回の業績予想には織り込んでいないとしている。
株価は、昨年12月に発表した6社経営統合の基本合意でストップ高を交え窓を開けて4205円高値まで6割高、3570円まで調整したあと最高値を更新した。PERは6倍台と割安であり、なお上値チャレンジが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリストの眼】C&Gシステムズは北米関連、連続2ケタ営業増益、出直りへ(2013/03/13)
・【アナリストの眼】アミューズメント運営のアドアーズ、Jトラストと連携(2013/03/13)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)