【株式評論家の視点】サンフロンティア不動産は利食いの消化が進展、再度出番が近い

2013年2月14日 11:10

<銘柄の見所>

  サンフロンティア不動産 <8934> は2月1日の7万1400円高値からの調整局面にあるが、利食い売りの消化が順調に進み、再度の出番への態勢固めが進んでいる。

  今2013年3月期の第3四半期累計の決算は営業利益13億9100万円と、前年同期比ほぼ3倍の大幅増益を達成した。2012年をピークとする大規模オフィスビルの供給が一段落し、都心オフィスビル市場における空室率上昇、賃料下落に歯止めがかかりつつある。さらに、不動産投資市場も金融緩和による不動産への資金流入などから、取引が活発化してきた。

  こうした中、東京都心部にビルを保有するオーナーへの取り組みを強化、賃貸仲介等の取引から派生する売買・工事・再生等の様々なニーズを取り込んでいくことで、多面的な展開を進めている。これが同社の収益が躍進を遂げている要因だろう。営業利益の推移は2011年3月期の6億6200万円から、2012年3月期8億6100万円、そして今期は16億円へ業績の上昇は急だ。アナリスト筋は今期の増額、来期の大幅増益とさらなる好業績を想定している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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