【編集長の視点】再開IPO第1号のメドレックスは買い気配値アップ
2013年2月13日 10:11
<マーケットトーク>
■全般相場が選別色強めIPO株が新テーマ株に再デビュー?!
メドレックス <4586> (東マ)が、きょう13日にIPO(新規株式公開)された。今年1月4日上場の日本取引所グループ <8697> (東1、JQS)を除くと、昨年12月21日の地盤ネット <6072> (東マ)以来のIPO(新規株式公開)の実質再開第1号である。公開価格は1000円、公開株式数は267万9900株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時30分現在、公開価格を150円、15%上回る1100円買い気配で売り買い差し引き160万株超の買い物が集まっている。
同社は、独自の経皮吸収型製剤技術を基に消炎鎮痛貼付剤などを創薬するバイオベンチャーで、業績は、前々12月期、前期、今期と連続赤字と水面下で推移、今期も、純利益が、7億3200万円の赤字(前期は5億7100万円の赤字)と赤字幅拡大が予想され、資金吸収額も26億円強とやや大きいが、同様にバイオ関連、赤字予想で昨年11月30日にIPOされたジーンテクノサイエンス <4584> (東マ)や12月20日のユーグレナ <2931> (東マ)などが、公開価格を上回って初値をつけ、その後人気化したことなどが連想され、買い先行となっている。
これは、全般相場が昨年11月から12週連続の週足上昇となり、前週の13週目に反落、全面高のなかでもやや選別色を強める展開となっていることから、逆にIPO株が、上値にシコリがなく値動きも軽い特性を手掛かりに逆行高のテーマ株として再デビューしているものである。昨年も日経平均株価が、8000円台下位で底もみを続けた年央以降、公開価格を倍以上上回って初値を形成するIPO株が続出した。
昨年のIPO数は、46社とボトムの2009年の19社から大きく増加、この初値が公開価格を上回った(勝ち)か下回った(負け)かの勝率も、37勝9敗の80.43%と前年2011年の52%から大幅に好転、年間平均初値倍率も、2011年の22.2%から50.4%に上昇した。今年も、すでに2月に4社、3月も5社の合計9社のIPOが予定され、昨年2月の1社、3月の6社の合計7社から増加しており、調整場面での「困ったときのIPO株投資」は、不変となりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】ナイガイは中期経営計画の進展を期待、08年以来の新ステージ(2013/02/06)
・【狙い場・買い場】リオン株価は高値825円が視野、好業績割安(2013/02/06)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)