【株式評論家の視点】森精機製作所は為替感応度大、今期の増額を取り込む展開に突入

2013年1月21日 10:04

<銘柄の見所>

  森精機製作所 <6141> (大1)が再度の新展開入りを目指す、切り返しの波動に入ってきた。今回の上昇相場のスタートは昨年11月12日の480円。当時は日本、BRICsおよび南欧の需要の減少、為替差損の発生など悪環境にさらされ、今2013年3月期の営業利益がそれまでの80億円から40億円(前期67億8800万円)に引き下げられ、売り人気が強まっていた時期。

  会社側は下期の売上げは受注残の消化にとどまり、下期の為替レートは1ドル=78円、1ユーロ=100円を前提に洗い直したもの。同社の為替感応度は1円の変動につき営業利益ベースでドルが約4億5000万円(年)、ユーロが約2億~2億5000万円(同)と大きい。直近の為替はドルで90円、ユーロで119円。年間、ドルで54億円、ユーロで385億円のプラス要因とカウントできる。

  増額期待が今後の株価に織り込まれていくのが自然の流れだろう。1月4日の787円の高値からの調整が、1月9日の706円で打ち止めとなったのも当然と言える。18日はマドを開けて離れてきただけに、上げ相場に勢いが出てきた。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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