【編集長の視点】久世は3Q決算発表に期待を高め割安株買いで高値を窺う
2013年1月21日 09:52
<銘柄ウオッチ>
久世 <2708> (JQS)は、今年2月12日に今3月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、この発表時に今期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正の際に据え置いた3月通期業績の上ぶれ期待を強めて昨年来高値710円を窺う展開が想定される。2Q累計業績を上方修正した昨年11月は、昨年来高値まで100円高しており、次の上値ターゲットとしては2006年7月につけた785円が意識されよう。
同社の2Q累計業績は、経常利益が期初予想の1億3000万円から2億1000万円(前年同期比5.8倍)、純利益が3000万円から1億円(同2.6倍)へそれぞれ引き上げV字回復した。昨年2月に海老名、3月に墨田、目黒とそれぞれ営業所を開設、外食産業向けの食材卸事業の首都圏エリアでの営業を強化するとともに、中京圏での大手酒類販売業のサカツコーポレーションと業界を越えた業務提携を締結、自社ブランド商品のアイテム数拡大やニュージーランド子会社の生産本格化で食材製造事業も21%増と伸びたことなどが要因となった。
この2Q累計業績の上方修正にもかかわらず、3月通期業績は、下期の原材料価格の上昇を想定して期初予想を据え置き、純利益は2億5000万円(前期比43%増)と見込んでいた。しかし、同社は、創業85周年の2020年3月期に売り上げ1000億円、営業利益20億円を目指す積極的な中期経営計画をスタートさせたばかりである。同計画では首都圏、中京圏、関西圏の3大都市圏でのシェアアップを主力戦略としている。首都圏食材市場(1兆7000億円)トップ・シェアの3.5%をさらにシェア・アップするとともに、全国シェア1.4%をさらに引き上げることを強力推進しており、2Q累計業績に次いで3月通期業績の上ぶれ、2001年3月期の過去最高純利益(2億7600万円)へのキャッチアップも期待される。
株価は、2Q累計業績増額とともに25日移動平均線を下値支持ラインに上昇しているが、なおPERは10倍台、PBRは0.6倍と割安である。再度の100高に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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