NASAの火星探査車「キュリオシティ」、掘削準備完了
2013年1月17日 14:30
米航空宇宙局(NASA)は1月15日、火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)=キュリオシティ」による掘削作業の準備が完了し、数日以内に掘削作業を行う予定があると発表した。
発表によると、掘削対象に選ばれたのは「ジョン・クライン」と名付けられた平坦な岩石で、浅い盆地「イエローナイフ湾」の内部に存在している。「キュリオシティ」のこれまでの分析によれば、この岩石には様々な粒子が存在し、水の存在を示す証拠があるかもしれないという。
「キュリオシティ」は今後、振動ドリルを使ってこの岩石を掘削し、内部から粉末のサンプルを採取して、ふるいにかけて分析する予定。この分析は火星探査では初めての試みとなる。
「キュリオシティ」は2011年11月に打ち上げられ、2012年8月に火星に着陸した。従来の火星探査車よりも大きく、計10種類の観測装置を搭載し、広範囲にわたっての探査活動ができる。また、太陽電池ではなく、原子力電池を用いることで、季節や砂塵の影響を受けずに活動することも可能だ。
写真=NASA。
■NASA Mars Rover Preparing to Drill Into First Martian Rock
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/news/msl20130115.html
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