【株式市場】円安進行など好感し日経平均は2011年2月以来の1万800円台

2013年1月11日 12:01

■東証1部銘柄は56%が高い

  11日前場の東京株式市場は、日経平均が4売買日ぶりに高値を更新し、一時2011年2月以来の1万800円台を回復。円相場が昨日夕方から1円近い円安の1ドル89円台に入り、ユーロでは3円近く下げて118円台半ばに達したほか、朝のオプションSQを巡る売買が買い優勢だったことも支援。

  ホンダ <7267> が2011年3月以来の3400円台に進むなど、輸出関連株が軒並み高。みずほフィナンシャルグループ <8411> や新日鐵住金 <5401> も高値。業績予想を増額のファーストリテイリング <9983> も高値。日経平均は朝方に1万830円43銭(177円79銭高)まで上げ、前引けも1万780円45銭(127円81銭高)。

  東証1部の出来高概算は20億5079万株、売買代金は1兆1748億円。1部上場1697銘柄のうち、値上がり銘柄数は957銘柄、値下がり銘柄数は564銘柄。

  東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、医薬品、鉱業、その他製品、ゴム製品、石油・石炭、精密機器、銀行、など。一方、値下がり率上位は、金属製品、繊維製品、証券・商品先物、電力・ガス、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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