【編集長の視点】ファーストリテ高値肉薄、12月月次売上続伸し売方買い戻し
2013年1月7日 11:39
<銘柄ウオッチ>
ファーストリテイリング <9983> は、240円高の2万2440円と6営業日続伸し、大発会ザラ場につけた昨年来高値2万2530円に肉薄している。前週末4日大引け後に2012年12月の国内ユニクロ事業の売上推移速報を発表、続伸して着地したことから、売り方の買い戻しを交えて日経平均株価との連動性を強めて買い増勢となっている。
12月月次売上は、既存店が前年同月比4.5%増と続伸し、これに直営店、ダイレクト販売を加えた合計でも6.9%増と6カ月連続で前年同月を上回った。気温の低下とともにキャンペーン商品のヒートテック、ウルトラライトダウンを中心に冬物販売が好調に推移したことが要因で、前年同月が既存店で14.2%増、合計で19.9%増と発射台が高かったにもかかわらず連続のプラスとなった。
株価は、今8月期業績を連続の過去最高純利益更新と予想したものの、市場コンセンサスを下回るとして窓を開けて1万5810円まで売られ、米国デニム会社の買収や月次既存店売上の持ち直しを手掛かりに窓埋めから高値追いとなった。投資採算的には割高だが、株不足で逆日歩のつく信用好需給に日経平均寄与度の高い株価特性も加わり高値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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