【株式市場】円安を好感し日経平均は連日高値だが年内最終日で上げ一服銘柄も
2012年12月28日 12:07
■東証1部銘柄は47%が高い
28日前場の東京株式市場は、高値もみあい。為替は海外から1ドル86円台に入る円安進行となったため、トヨタ自動車 <7203> は2010年1月以来の一時4000円台。横浜ゴム <5101> やファナック <6954> なども年初来の高値を更新。ただ、年内の売買最終日とあって、建設株や道路株、不動産株には上げ一服の銘柄も点在。売買代金トップは野村ホールディングス <8604> となり、朝方に高値を更新。日経平均は1万2400円台に乗り、2日続けて年初来の高値を更新し、前引けも1万403円01銭(80円03銭高)。
東証1部の出来高概算は17億3030万株、売買代金は7897億円。1部上場1696銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は740銘柄。
東証33業種別指数は24業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、その他製品、輸送用機器、銀行、非鉄金属、電気機器、精密機器、など。
一方、値下がりした業種は、電力・ガス、海運、建設、石油・石炭、食料品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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