【狙い場・買い場】配線板で世界トップの京写、好業績を再評価して上値見込める

2012年12月28日 09:30

  京写 <6837> (JQS)は、生産量世界首位の片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、部品実装や実装治具なども展開している。株価は急騰して短期的な過熱感を強めているが、今期(13年3月期)好業績見通しを再評価して、上値追いの展開が期待されるだろう。

  今期連結業績見通しについては、売上高が前期比3.4%増の167億円、営業利益が同18.7%増の8.5億円、経常利益が同6.7%増の8.5億円、純利益が同0.9%増の6.2億円としている。片面プリント配線板がやや低調だが、両面プリント配線板が事務機器関連やLED照明関連向けに好調であり、原価低減効果などによる中国とインドネシアの生産子会社の収益改善も寄与する模様だ。通期会社予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は売上高が47.1%、営業利益が42.5%、経常利益が49.0%、純利益が45.8%だが、為替の円高修正もプラス要因となって達成可能だろう。

  株価の動きを見ると、11月13日には150円まで調整したが、直後に動意付いて急騰し、12月18日には年初来高値となる216円まで上昇する場面があった。足元も高値圏の210円近辺で推移している。円高修正、市場全体の地合い好転に加えて、今期好業績見通しを再評価する動きだろう。27日の終値211円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円25銭で算出)は4~5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS224円52銭で算出)は0.9倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するプラス乖離率が10%を超えており、短期的には過熱感を冷ますための調整も必要だろう。しかし週足チャートで見ると、13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けてゴールデンクロスを形成している。先高期待が高まる形であり、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。11年2月の高値248円も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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