【株式評論家の視点】三菱自動車は急騰を受け新規売りが急増、人気相場拡大の思惑も
2012年12月13日 11:17
<銘柄の見所>
三菱自動車工業 <7211> が急騰に転じてきた。12日には88円の高値を示現したが、これは5月7日の89円以来のことで、波動が転換したことは明らか。
欧州生産から撤退することで、年間150億円前後の営業損益改善効果につながると伝えられたことが材料。それを受けて一気の急騰を演じたことは、同社に対する市場の認識が変わってきていることを物語っている。調整局面にはピリオドが打たれた。5月25日申し込み現在で4474万株にまで膨らんでいた信用買い残は、直近12月7日現在では2402万株まで減少している。目先筋が売り尽くした形跡が明らかで上値が軽くなっている。
6429万株の大商いとなった12日の日証金の売買状況では、新規の売りを311万株飲み込んでいる。結果、取り組みは138万株の大幅売り長に転じてきた。材料評価で始まった相場だが、需給の好転が加わったことで、人気は短期で終わることなく、仕手相場に踏み込んでいく可能性が強くなってきた。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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