【株式評論家の視点】三井住友フィナンシャルグループ株価、メガバンクで一番人気
2012年12月13日 10:35
<銘柄の見所>
三井住友フィナンシャルグループ <8316> が上昇力を強めてきた。全体相場が上昇する中メガバンクの出遅れが注目されていたが、ここにきて証券会社が中立から強気へ同社のレーティングを引き上げ、それをきっかけに見直し人気が回ってきた。
同社は12日には一時2709円の高値を示現、7月4日の戻り高値2679円を抜き去った。これでチャート上のフシは一掃された。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は戻り高値398円に距離を残す水準に留まっており、両者の株価の位置取りには大きな違いがある。
厚い利ざや、低い経費率などを背景に、銀行セクターの中で相対的に収益力が高いが、海外展開の先行も新たな成長力を呼ぶ源泉になりそう。来2014年3月期を最終年度とする中期計画でポイントに置いているのは海外の収益比率を30%(前期は26%)にまで高めること。目標達成に向けて、海外の人員・拠点網の拡充を積極的に進めており、海外金融機関との提携・買収戦略も強化している。5月11日申し込み現在で933万株の水準にあった信用買い残は、直近12月7日申し込み現在では544万株へ急減している。3月19日の年初来高値2933円が射程内に入ったと見ていい。個人投資家の買いもメガバンクの中では同社に集中している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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