【編集長の視点】ファーストリテ4月高値接近、米高級ジーンズブランド買収を評価
2012年12月3日 12:41
<銘柄ウオッチ>
ファーストリテイリング <9983> は、340円高の1万9060円と12営業日続伸し、4月2日につけた年初来高値1万9150円に肉薄している。前週末30日に米国の高級ジーンズ・ブランドのJブランド社(米国ロスアンゼルス市)の買収を発表、米国市場などでのグローバル展開に弾みがつくと評価されて買い増勢となっており、今週早々に開示される11月の国内ユニクロ事業の売上推移動向への期待感も買い方を勢い付かせている。
Jブランド社は、独自のデニム素材を開発しメンズ、ウィメンズのプレミアム・デニムを展開、世界200カ国以上の有名百貨店、セレクトショップで販売しており、米高級ジーンズ市場では10%のシェアを占めている。
ファーストリテイは、ブランドポートフォリオ拡大、デニム商品の開発強化、米国でのプレゼンスの強化を目的にJブランド社の株式80.1%を約3億ドル(約250億円)で今年12月末までに取得する。取得資金は、手元資金と借り入れによる充当する。株式取得後もJブランド社は、現経営陣が経営に当たり、ファーストリテイとのシナジー効果を発揮する。
株価は、今年10月の決算発表で前8月期業績が、期中の下方修正値を下ぶれて着地し、今期の連続最高純利益予想も市場コンセンサスを下回るとして窓を開けて1万5810円安値まで急落、日経平均株価への寄与度の大きい銘柄とする仕掛け的な買い物や売り方の買い戻しが交錯し、窓を埋めて年初来高値にキャッチアップしてきた。気温低下に伴う11月の月次売上高の続伸期待も加わり、なお上値挑戦が続きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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