【アナリストの眼】保育園運営サクセスホールディングスは増額、株価調整一巡
2012年11月29日 10:39
<本紙&株価分析>
保育園運営のサクセスホールディングス <6065> (JQS)は、11月1日に今期(12年12月期)業績見通しの増額修正、2日に第3四半期累計(1~9月期)連結業績を発表した。
病院・大学・企業などに勤務している保護者向け保育施設運営を受託する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。
第3四半期累計の連結業績は、売上高が52億80百万円、営業利益が3億76百万円、経常利益が6億30百万円、純利益が3億35百万円だった。受託保育事業・公的保育事業ともに、既存の保育施設の利用者数が堅調に推移した。さらに、新規開設の保育施設の稼働や設備補助金収入も想定を上回った模様である。
通期の見通しについては前回予想に対して、売上高を1億55百万円増額して前期比20.0%増の72億09百万円、営業利益を51百万円増額して同14.8%増の4億15百万円、経常利益を97百万円増額して同34.0%増の6億58百万円、純利益を40百万円増額して同34.9%増の3億46百万円とした。都市部を中心に保育サービスの需要は旺盛であり、新規施設も寄与する見込みだ。
株価の動きを見ると、10月29日の高値3830円から反落後は上値を切り下げる展開となり、足元では概ね3100円~3300円近辺で推移している。通期業績の増額修正発表に対する反応は限定的で、利益確定売りが優勢のようだ。11月28日の終値3220円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS212円96銭で算出)は15~16倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS432円70銭で算出)は7倍台となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面のようだ。ただし週足チャート見ると13週移動平均線近辺で下げ渋り感を強めている。足元は短期的な調整局面だが、大勢としては強基調に変化はないだろう。待機児童解消や子育て支援拡充という国の重点施策を追い風として、中期的成長が期待されるだけに、短期調整一巡して高値圏へ回帰する可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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