【株式評論家の視点】個人の「信用買残評価損率」大きく改善、相場強調続く
2012年11月3日 15:31
<相場展望>
11月第1週(11月5日~11月9日)は、週初5日にトヨタ自動車 <7203> の決算発表が予定されている。最近は中国での自動車販売減少が伝えられ、減額修正が推定されている。ただ、前週はパナソニック <6752> の予想外の巨額赤字が、全体にショック安を与えることはなかった。トヨタが無事通過となれば、最大の懸念材料である業績減額への耐性がさらに強まりそう。
10月30日に日銀がデフレ脱却に向けた追加の金融緩和を決めた。銀行などが貸し出しを増やした場合、希望すれば日銀が増加分の全額を低利で長期間融資する新たなプランも加え、海外勢の参入による円安継続が期待されるところ。1ドル=80円台を回復した円相場がなお強調を続けるかが、今の相場の最大の注目点だ。
中国の経済回復基調、底堅い指標が続く米国の経済情勢など、世界的な景気減速への不安も薄らいできた。松井証券の店内信用買い残の評価損率は11月2日現在でマイナス12.8%と前週のマイナス14.6%から大きく下がった。個人投資家の手の内が好転してきただけに、今週の株価の方向は上向きを想定している(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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