【アナリストの眼】エスプール減収も大幅増益、好業績内需関連で見直し場面近い
2012年10月24日 11:04
<業績&株価分析>
エスプール <2471> (JQS)は、ロジスティクスやセールスプロモーションなどのアウトソーシング受託(ビジネスソリューション事業)と、コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス(人材ソリューション事業)を展開している。
10月5日発表の今期(12年11月期)第3四半期累計(11年12月~12年8月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.9%減、営業利益が同61.9%増、経常利益が同3.3倍、純利益が同87.7%減だった。システム事業およびパフォーマンス・コンサルティング事業を売却した影響で減収となり、関係会社株式売却益の一巡で最終減益だったが、主力の人材ソリューション事業は増収となり、売上総利益率の改善などで営業損益も改善した。
通期については前回の会社予想を据え置き、売上高が前期比6.0%減、営業利益が同2.8倍、経常利益が同4.5倍、純利益が同69.8%減としている。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.6%、営業利益が32.2%、経常利益が25.0%、純利益が8.1%と低水準だが、主力の人材ソリューション事業が好調に推移しており、第4四半期(9~11月)は売上が集中する時期のため達成は可能だろう。10月1日施行の改正労働者派遣法の影響はない模様だ。
株価の動きを見ると、7月下旬以降は概ね2万円~2万5000円近辺のレンジを往来する展開であり、第3四半期累計の連結業績に対する反応も限定的のようだ。23日の終値2万1850円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2425円02銭で算出)は9倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS6709円68銭で算出)は3倍台となる。
週足チャートで見ると7月高値圏から反落後の調整局面が続いている。しかし日足チャートで見ると25日移動平均線を挟むレンジで往来し、足元はレンジ下限から上限に向かう展開のようだ。目先的には反発局面が期待され、調整一巡感でボックス上放れの可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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