【チャートワンポイント】モミ合い水準切上げるサンコーテクノ、モミ放れなら3000円も

2012年10月17日 15:15

■チャートワンポイント(週足)

  サンコーテクノ <3435> (JQS)=売買単位100株の株価は15~17日と売買がなく、12日の1740円が最終値。もともと、商いの少ない銘柄ながら、週足でみれば1500~2000円の往来が5月ころから続いている。

  注目されるのは、信用買残が7~8月頃から増加に転じていることだ。頑強なモミ合いから下値不安は乏しく、最近のモミ合い銘柄を狙う流れもあって信用取引を絡ませた買いが入りはじめたものとみられる。

  このため、1500~2000円のモミ合いにおいて、下値が1500円まで行くことはなくなり、1750~2000円のモミ合いに移行しつつある。

  機器をコンクリートなどに固定するときに使われる特殊ネジの最大手。耐震関連工事、復興工事、太陽光発電機器設置用などの需要堅調。

  今3月期は営業利益13.2%増益、1株利益172.0円の見通し。配当は年35円の予定。第2四半期は11月中旬発表(昨年は11月14日)の見通し。 PERなど投資指標割安。1750円前後は仕込んで待つところだろう。上放れとなれば中期3000円相場も見込まれそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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