【株式市場】中国での自動車販売など逆風の中「再生医療」関連株が連日活況
2012年10月10日 12:03
■東証1部銘柄は36%が高い
10日前場の東京株式市場は、全般続落。NY株の110ドル安に加え、自動車各社の中国での9月の販売台数が3割から5割近い減少となったため、トヨタ自動車 <7203> などが軒並み軟化。
物色の流れは、昨日に続き、京大・山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞を好感し「再生医療」関連銘柄に集中し、DNAチップ研究所 <2397> (東マ)やコスモ・バイオ <3386> (JQS)が連日ストップ高。売買代金1位はソフトバンク <9984> (東1)となり2.0%安。東証1部の値上がり銘柄数は599銘柄(約36%)。日経平均の前引けは8621円06銭(148円53銭安)だった。
東証1部の出来高概算は8億2250万株、売買代金は4955億円。1部上場1680銘柄のうち、値上がり銘柄数は191銘柄、値下がり銘柄数は1350銘柄。
また、東証33業種別指数は1業種が値上がりし、値上がりした業種は石油・石炭のみ。一方、値下がり率の低い業種は、電力・ガス、陸運、鉱業、不動産、水産・農林、小売り、空運、倉庫・運輸、など。値下がり率の上位の業種は、ガラス・土石、鉄鋼、その他製品、証券・商品先物、ゴム製品、電気機器、海運、精密機器、食料品、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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